- きょうかい
- I
きょうかい【交会】〔「きょう」は呉音〕(1)交際すること。 つきあい。
「よつて寺僧, 憎みいやしみて, ~する事なし/宇治拾遺 12」
(2)男女の性的交わり。 性交。II「或は~淫色等の事を談ず/正法眼蔵随聞記」
きょうかい【協会】ある目的のために集まった会員が協力して組織し, 維持していく団体。IIIきょうかい【境界】(1)土地のさかい目。(2)物事のさかい目。「~領域」
→ きょうがい(境界)IVきょうかい【教会】共通の信仰によって形成される人々の集まり。 また, その礼拝などの宗教儀礼に用いる建物。 主にキリスト教や新宗教の一部でいう。Vきょうかい【教戒・教誡】おしえいましめること。VI「騒擾無(ナカラ)ん事を, いと懇(ネンゴロ)に~せる/慨世士伝(逍遥)」
きょうかい【教誨】(1)おしえさとすこと。(2)受刑者に徳性教育をし, 正しい道に導くこと。VIIきょうかい【景戒】平安前期の法相宗の僧。 薬師寺の僧だが履歴は不詳。 「日本国現報善悪霊異記(日本霊異記)」の著者。 生没年未詳。VIIIきょうかい【胸懐】心の中。 胸襟(キヨウキン)。IXきょうかい【興懐】興趣を感じる心。「船の静かなる日, 当時の~を存せん為に録す/航海新説(桜洲)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.